私は二児の母ですが二人とも「無痛分娩」で産みました。痛いの大嫌いだから。笑
今回は、私自身が経験した無痛分娩について、リアルな体験レポートをお届けします。出産という大イベントを前にするすべてのお母さんたちに、少しでも参考になれば嬉しいです。
無痛分娩のメリット・デメリットは、ここを見てくれてる人はきっと調べつくしてるだろうから割愛しますね!
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無痛分娩の実際 – 分娩の流れを公開
妊娠初期検査
妊娠してまずは初期検査。私が産みたい病院は人気だったので、初期検査のころから出産予定日の入院の枠をとらないと無痛分娩できなかったです。病院によると思いますが、妊娠前からいろいろ病院を調べておいたら安心ですよ!
計画出産の予定日を決定
病院によると思いますが私が産んだ病院は計画出産でした。出産日を決めて促進剤を打って産むやつです。
妊娠38週で検診に行くと先生からいきなり、来週産みましょうか!と言われてめちゃくちゃ焦りました笑
赤ちゃんの成長と子宮口の開き具合を見て判断してるらしい…
最初は先生からこの日はどうかと言われて、長女の預け先がなかったので2日延ばしてもらい、39週1日で産むことになりました。
分娩当日 – 手順のステップバイステップ
いよいよ待ちに待った分娩当日がやってきました。痛みを最小限に抑えるための準備は万端。ここでは、その日の流れを少し詳しく共有したいと思います。
入院初日、朝にされたこと
まずは子宮口チェック!この時まだ1センチしか開いてない。
そして入院着に着替えさせられ、お股の毛を剃られました。剛毛でごめんね。笑
次に浣腸されました。便を全て出し切ります!
10時、促進剤投入!
点滴で促進剤を打ってもらいます。出産までずっとしてました。
1時間半くらいして段々とお腹が張って痛みもでてきた。どのくらいの痛みまで耐えて麻酔打つのかドキドキ。
14時55分、人工破水!
分娩台に移動しておっ広げたら、先生に器具を入れられてあっという間に破水。痛みは全然無かったです。子宮口チェックと同じ感じだ〜って思ってたらいきなり、バシャ!って水出てきた!
ここから陣痛の痛みはだんだんと増していきます。
17時、麻酔の針を背中に刺す!
激しめの生理痛と激しめの下痢の時のお腹痛い感じが、波あり谷あり。これが陣痛…子宮口はまだ2.3センチだったし、痛みは余裕で耐えれる感じだけど、先生の業務時間の関係もあったのかもしれません。
背中を丸めて、自分をボールみたいに丸くします。背中にツプっ!と針を刺されて脊髄麻酔の針が入りました。
多少は痛いけど、陣痛の痛みのおかげで背中の針の痛みは感じにくいかも?点滴の針がはいってるのと同じ感覚。なんか痛いのと違和感ある。
陣痛がどんどん引いていきます。
18時、晩御飯
めちゃくちゃに美味しそうな晩御飯が出ましたが、食欲わかないし、麻酔の影響で後から気持ち悪くなるから半分だけ食べてと言われました。半分も食べられなかったです。もったいない〜
でも痛みは全くない。テレビぼーっと見てた。
20時55分、出産!
痛みはないけど、どんどん寒気がしてぶるぶる震え出す。そして痛みはないけど、ウンコ漏れそうな感覚だけはめちゃくちゃある。
漏れ出てはいけないので息を長く吐いて我慢します。これはうんこではなく赤ちゃんです。
子宮口MAX!いきんで!と言われていきむ!
漏れる漏れる我慢できない!って思ってたからやったー出せる!と一気にいきんだ。陣痛の痛みは全くないけど、骨盤がキシム感じはある。非常に静かなお産であります。ほんとに、なかなか出てこないうんこをいきんで捻り出す感じ。
そして何度かいきむと産まれました!ドロンって一気にお腹から出た感覚あり!
元気な女の子です!可愛い!
21時、お股を縫う
先生がメスでお股を切っていたらしくお股を縫います。もちろん痛みは全くないです。胎盤押し出すのとかいろいろされたけど全く痛みなし!
21時10分、連続嘔吐
麻酔の副作用でめっちゃ吐きました。
震えと吐き気と寒気がすごかったです。
夏なのにしばらく毛布にくるまってました。
22時ごろ、体調落ち着く
だいぶ落ち着いてきた。母子別室なので、母乳あげたりしたあとはゆっくりしてました。ゴロゴロテレビみたり。3時間おきに授乳して、ゴロゴロ。
翌日10時、麻酔用の背中の針を抜く
ずっと刺さってて気持ち悪かったこれをやっと抜いてもらえる。
抜く瞬間の痛いようなくすぐったいような、ニュルンって背中からなんか抜ける感じ!しばらくはアザみたいな感じで当たると痛みがありました。
以上が当日レポでした。
麻酔の効果と体験した感覚まとめ
この麻酔のおかげで、出産自体に怖いとか、嫌だとかの気持ち皆無!ノンストレス!
私は麻酔が効きやすいので陣痛の痛みは全くなしでした。「痛みを我慢する」という感覚はなく、体をリラックスさせて出産に集中できる状態でした。
陣痛の痛みはないけど、いきみたい!我慢できない!みたいな感覚はあったし、最終的に産むときは骨盤が多少痛かったです。
今回のレポは次女のことですが、長女の時は骨盤の痛みさえ無かったんです!うんこ漏れそう!な感覚もなかったので、うまくいきめなくて、最後は吸引分娩でした。
麻酔が効きにくい人はあんまり効かなかったって人もいるみたいだし。
人それぞれに効果は違ってくるんだと思います!
この体験を通して、無痛分娩という選択肢があることをより多くの人に知ってもらい、出産に対する不安や恐怖を少しでも軽減できることを願っています。そして、すべてのお母さんが、自分にとって最良の出産体験を選択できるように、このレポートがお役に立てば幸いです。
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